臨床推論といっても医療人の資質または努力により、その技量に大きな差がある。臨床推論は、患者の症状、状態、現象等に基づく想像、洞察、分析等の能力の総合的推論である。初診時にまず医療面接を行い患者の自覚症状等を細かに聞き取り対話し、分析しながら臨床推論を行い、診断を行う。しかし、原因が不明だったり、検査結果が推論と異なることもしばしばで迷路に突き当たることがしばしばであろう。しかし、ここで大切なことは、臨床推論の思考プロセスである。さらに、検査結果、主訴等を基に想像力を駆使して仮説を立て検証をし、さらに臨床推論を繰り返す。その世界は記憶力のみでは進むことができず、思考力と想像力が必要であろう。そのような思考プロセスを研究するのが臨床推論研究室である。

 

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